ACEサバイバーもみじの記録

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名前	もみじ		自己紹介 3つのえくぼ DDH C-PTSD 掲示板ブログアンケート
生まれた年	1958年（昭和33年)
DDH	1.5歳のときに股関節脱臼と診断され、5歳まで治療が続いた。私の変形性股関節症の原因は、この乳幼児期の股関節脱臼に伴う、臼蓋形成不全である。
手術	12歳：自骨2回、13歳：自骨2回 29歳：右股関節固定術 34歳：29歳の手術で入れた針金抜去術 46歳：右人工股関節全置換術 51歳：左人工股関節全置換術と合計8回の手術を経験した。
複雑性PTSD障害	高校性 36歳 53歳 59歳	結核を疑われたが検査の結果問題なし自立神経失調症身体症状症繊維筋痛症
	66歳4月	今までの診断は原因不明ばかりだったが、ようやく原因が確定した。複雑性PTSD障害（原因は親による虐待）
活動	平成25年10月に、全国障害者スポーツ大会に水泳（25ｍクロール、50ｍクロール）で出場した。右写真の〇が、私・・・ビリです。

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3つのえくぼ
以前公開していた私(もみじ）の半生記は、感想をなかなか寄せてもらえなかったことが悲しかった。また、私から感想を求めると、的外れだと思われる感想が寄せられていた。そこで、私の闘病記は、一般の人には興味を持たれないのかも知れないと考えるようになり、ついに閉鎖してしまった。闘病記を閉鎖した当時は、後に障害者差別解消法で規定されている、「合理的配慮」が提供されないために、痛みを我慢して働き続けたことがストレスとなり、とうとう53歳でフルタイムの仕事は諦めた。精根尽きた感じだった。また股関節脱臼に関しての誤解がまだまだあり、「治るのでしょ｝とも言われこともあった。更に、少子化により股関節脱臼の症例が減ってきていることから、危機意識が低くなっている事実があることも分かってきた。このように法律があっても、障害者の苦しみはなかなか解消されない。私はついに、複雑性PTSD障害と診断されたことをきっかけにして、再び半生記を公開することにした。再公開するにあたり、親の虐待の事実や職場の差別などの精神的ストレスを中心にして、加筆した。共感してもらえない理由も少しだけだが分かってきた。それは私が毒親に育てられたことと、股関節疾患を抱えていることを連携して想像してもらえないことがあるのではないか、と言うことだった。更新中、まだまだ続きます。
用語	解説
DDH	「発育性股関節形成不全（Developmental Dysplasia of the Hip）」略称。「先天性股関節脱臼」と呼ばれていたが、より広範な状態を指すため、この名称が使われている。早期発見・治療が重要であり、治療はリーメン・ビューゲル装具などを用いた保存的治療から、手術が必要となる場合がある。以前は先天性股関節脱臼と診断されていたが、脱臼の時期が特定できないめ、現在は診断名としては使われなくなった。
変形性股関節症	DDH等の病気や発育障害の後遺症が原因の主なもので股関節症全体の80％
ACE	小児期の逆境体験（ACE：Adverse Childhood Experiences）の略称。幼少期（18歳未満）に経験する虐待やネグレクト、家庭内の不和、親の精神疾患、貧困など、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性のある体験。
C-PTSD	震災、戦争、交通事故（PTSD)等との違いは、虐待やDV、いじめなど、長期間にわたる反復的なトラウマ体験によって引き起こされる精神疾患。ACE全員が複雑性PTSD障害を発症するとは限らない。