平成19年3月、私は30年勤務した会社を早期退職しました。
あと4か月経てば、57歳の誕生日が来る、そんな時期でした。
子供が、大学と短大を卒業すると同時に、退職したのでした。

人工の手術をどうしても受けたくて、家族の意見もよく聞かずに、殆ど自分ひとりで決めました。
私には、小さい頃から、我がままの性格がありました。

しかし、結婚してから私の我がままに付き合ってきた家内に申し訳ない気持ちがあり、退職旅行に誘いました。
それまで、仕事が忙しく、日帰りか1泊の旅行は行ったことがありましたが、3泊する旅行は初めてでした。

平成19年5月、北海道道東旅行へ行きました。
初めての北海道でした。大雪山系を富良野から見た時、何とも言えない解放感を味わいました。

この時の北海道の雄大な自然に魅了されて、人工の手術後も利尻・礼文等に行き、お気に入りの旅行先となりました。

退職後は、心置きなく旅行が出来るので、手術前の1年間は大人しくしていましたが、術後6か月目からは、頻繁に旅行へ行きました。年間平均すれば4回ほどでした。

しかし、昨年韓国へ行った頃から、旅行を控えています。
理由は、経済面です。年間平均して4度も行けば、ふたりですので、かなりの金額になります。

長くない命だと成人した頃から思っていましたが、気が付けば早くも来月で64歳、ひょっとすると、ひょっとして、70歳の大台に乗るのではと密かに思っています。そうなると少しは貯えもないと不安です。

しかし、明日死ぬかも知れませんしね。僅かなお金ですが、残せば勿体ないし、悩みますね。人生最大の悩み？

あー、旅行と言えば飛行機、私は人工の手術をしているため、空港のセキュリティーゲートを通ると金属探知機がよく反応をします。

この話はまたの機会にでもお話します。

もみじコメント

暇人さん、こんにちは。

私もお金は使い切って死にたいと思っていますが、これこそ、自分ではどうにもならないものです。

私は、結婚してからは、夫と旅行にたくさん行きました。ゴールデンウィークは、必ず長期旅行でしたが、最近夫は海外旅行に興味があるようで、せっかく、人工の手術をして自由に歩けるようになったのに、置いてけぼりで、術後の方が旅行に行っていません。

子供がいないことと、共働きだったことで、今までは少し贅沢をしましたが、今は失業中なので、昔ほどの旅行はできません。

空港のセキュリティーチェックは、なる人とならない人がいるようで、個人差があるようです。機械の差なのでしょうかねえ。

私は今のところ鳴ったことがありませんが、必ず鳴ると友人は言います。不公平だと少し怒っています。

暇人さん

もみじさん、こんにちは。

セキュリティーチェックは、国内線では、殆ど鳴らないのですが、羽田空港で1度だけ鳴りました。5度のうち1度なので、羽田での打率は2割です。

国際線ではソウルの仁川空港、台湾国際桃園空港で鳴りました。

詳しい話は、近いうちにお話し致します。