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ぽっ歩通信速報
第1部
テーブルを囲んで体験談を語り合った。
「右人工股関節全置換術を受けたが、ケロイド体質のためキズが赤く腫れていてかゆみがある。今後、旅行に行って温泉を楽しみたいと思っているけれど、キズが気になる。」とおっしゃっている方がいらした。筆者は「何度も手術を受けている。同じケロイド体質なので、気持ちは良くわかる。キズにかゆみがあるのも同じ。キズの長さは1.5ｍ位あるが、温泉にドンドン入っている。じろじろ見られて不快な思いはしたことはない。」と言ったところ、「安心した。」とおっしゃっていた。
この方は以前、医療公演会でもキズをきれいする形成外科の手術について質問していた方だと、筆者は良く記憶している。その質問の背景には、「手術のキズが目立つのではないか。じろじろ見られたら恥ずかしい。これからは温泉を楽しめない。と思うと悲しい。」という思いがあったのだと気づいた。ゆっくり時間をかけて話さないと、人の本当の気持ちが理解できず、本意ではなくても人の心を傷つけてしまうこともあるのだな。と強く印象に残った。
「会場が駅前なので、来ました。」とおっしゃっていた方は、手術後の合併症として知られている血栓症（脳梗塞）にかかられ、脳内科で1ヶ月入院された経験がある方です。股関節のリハビリに加えて、脳梗塞のリハビリのために、スポーツマッサージやスポーツジムに通われて、積極的なリハビリに頑張っている。とおっしゃっていました。
筆者は、血栓症の合併症にかかられた方にお会いするのは初めて。本や講演会や手術前の説明では良く聞く合併症だが、リアリティーを初めて感じた。手術直後から、フットポンプ、圧迫ストッキングをつけられ、積極的に足を動かしなさいと言われたり、51歳の手術の時には、朝晩2回も、毎日お腹に皮下注射を打たれて「嫌だなあ。」と思っていたが、合併症は恐ろしいということを、実感した。
第2部
詳細は、ぽっ歩通信Ｎｏ.3に記載 平成23年1月30日発行（不定期） 定価200円配布済み
22年度 第3回ぽっ歩交流会のお知らせ
日時：11月23日（日） 13時30分
受付：13時～
会場：浦和駅東口 パルコ10階 レクレーションルーム2
ＴＥＬ/ＦＡＸ：048-887-6505/048-887-7090
内容
第1部 11時より 9階のフリースペースにてフリートーク
第2部 講習会 13時30分～15時30分 「美しく歩くためにⅢ」
講師：河合 麻美先生 増岡 泰三先生
さいたま赤十字病院 リハビリテーション科理学療法士
参加費：のぞみ会会員 800円 会員外1,300円
持ち物：飲料水
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