暇人さん（自転車）2014/08/14 (Thu) 13:57:18

私の住んでいる県に、その地方の方だけを読者にしている新聞があります。
その新聞に「私を語る」という地方の知名士が自らの半生を語るコラムがあります。

現在は、眼鏡の販売会社の社長さんが担当で、8月11日から連載が始まりました。

実はこの社長さん、小さい頃小児麻痺になり、左足が不自由なのです。
しかし、昭和49年に徒手空拳から事業を起こし、現在年間の売上高は114億円、九州と山口県に114店舗を展開するまでになった創業者です。

今日は、4回目で自転車の思い出を書いておられました。
書き出しは、次の通りです。

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昭和33年、村立中学校の入学祝いで姉の義父から自転車をいただきました。
足の障害を理由に自転車通学が認められて、行動範囲がぐんと広くなりました。
近、遠距離を問わず走り回りました。自転車に乗っている時だけ足の不自由さを忘れることが出来たのです。
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この内容を読んでびっくりしました。
私の経験した事と思いが全く同じだったのです。

私も自転車に乗るようになって、行動範囲が広くなり遠くまで行けるようになりました。
そして、なにより自転車に乗って走り回る時、足の不自由さを忘れたのです。

また、自転車に乗るようになって、体特に足を鍛えたと思います。
小学校6年生の時の自転車との出会いは、その後の人生を変えるような出来事だったのです。

仮に自転車との出会いがなければ、体は弱いままであり、中学校まで通学出来たかどうか分かりませんし、
もし、そうであれば高校進学もままならなかったと思います。

私にとって自転車は特別な存在なのです。
今朝もその特別な自転車に乗って、ちょっと遠出をしてしまい、爽快な汗をかきました。

もみじコメント

暇人さん、こんにちは。

暇人さんの体験記を読んで一番驚いたのは、やはり自転車に乗れたことです。

大人になってから固定術を受けた私は、既に自転車に乗れていたし、車の運転もできました。

しかし、暇人さんは、それを固定術を受けてから、練習をしてのですから、驚きです。

暇人さんがおっしゃるように、自転車に乗れたので、中学に通学できたし、高校時代は単車にも乗れました。

本当に人生を変えた、暇人さんの努力だと思います。