もう過ぎ去ったことなので、今更どうこう言うつもりは全くありません（いや、やはり今日こうして書いているので、僅かですが根に持ってます。）が、年金関係の役所の対応について、少し言いたいことがあります。

もみじさんのＨＰの「股関節固定術経験者の症例集」の中の障害年金請求でも書いていますので、またかと思われるでしょうが、役所の方からいくつか誤った説明を受けた事がありました。

今日は、その中でも、あまり触れてないことについて言いたいと思います。なぜなら、今も誤ったことを説明されていて、それによって不利益を被る方がいないとも限らないからです。

私は、昭和29年、4歳時に結核性股関節炎になり、8歳時に右股関節の固定術を受けました。
そして昭和51年には、股関節の固定の角度を変える手術を受けました。

その後、就職し30年以上、股関節関係で医療機関での診療は全く受けずに過ごしました。

しかし、今から6年前の平成20年5月に腰、膝の痛み等により、Ｓ大病院で股関節の診察を受けて、その1年後に右股関節を人工にしました。

Ｓ大病院初診時には、会社員であり厚生年金保険に加入していました。

それで、人工の手術後、障害厚生年金の手続きのため年金事務所を訪れましたが、人工にしたのは、幼年期の固定術が原因であるので、障害厚生年金には、該当しない、また障害基礎年金は、2級までのため、障害基礎年金にも該当しないので、どちらも諦めるように言われました。

でも、その説明では納得出来ず、年金事務所とは、見解が違うのではと淡い希望を持って、街角年金相談センターを訪れました。

ここでは、障害厚生年金の説明はほとんどされず、障害基礎年金の請求手続きをするように強く勧められました。

その理由は、年金事務所と同じように、人工の手術を受けたのが、幼年期の固定術に原因があるので、障害基礎年金に該当するというものでした。

しかし、最大の理由は、障害基礎年金の受付が市役所でなされるため何時間も待つことがなく、審査が簡単であり、請求が認められやすいからというものでした。

そして、障害基礎年金の請求書と申立書、診断書用紙を渡そうとされたので、受け取りを拒否しました。

ここでの説明の中で、誤りはふたつありました。ひとつは、障害厚生年金には該当しないこと。
これについては、年金事務所も誤っていましたので、責める気はありません。

しかし、ふたつめの障害基礎年金の方が、簡単で受給が容易だから、こちらにしなさいと言う説明は、今も釈然としません。

もしかしたら、私の時だけ、年金の素人の方が説明されたのかも知れません。

現在、このような誤った説明がされてないこと、願うばかりです。説明を受ける方は、年金相談センターの職員は、皆さん、年金の専門家だと思って相談に見えているのですから。

最後に一言、「嘘を丁寧に説明するのはやめてほしい。」お願いします。

もみじコメント

暇人さん、こんにちは。

私の経験では、固定術を受けているだけでは、2級には該当しません。なんでこんなことを言ったのでしょうか。不思議です。

2級とは、一般的には家から出られない程度の障害の時、認定されます。

固定術を受けただけでは、杖突かず、自由に外出ができますので、非該当です。

私や暇人さんの経験でわかることは、年金事務所や、街角年金相談センターの職員の障害年金に対する知識不足です。

暇人さんも怒っていますが、こんなことを繰り返す、お役所の不勉強には、私も怒り心頭です。

夜に追記します。

暇人さんは、既に人工股関節全置換術を受けています。従って、障害年金の2級に認定される可能性はありません。

人工股関節全置換術を受けていて、2級に認定されるための条件は、両側人工股関節であること。更に、障害の状態が2級に該当する程度の重い障害であること。

この2つの条件を暇人さんは満たしていません。

そして、この通知が発出されたのは、確か平成22年4月でした。

丁度、暇人さんが障害年金の相談で、あちこち行ってる時期かと思います。

街角年金センターの相談員の方は、これさえも知らないということです。残念です。

暇人さんコメント

昨晩、この投稿内容について、友人からメールが来ました。

街角年金相談センターで障害基礎年金の書類の受取をなぜ拒否したのか？です。

それで、友人以外の方も疑問に思われているのではと思い、慌てて今、この投稿をしています。

私は、右股関節だけを人工にしました。その為、障害の等級は3級であろうと思っていました。
それで、3級がある障害厚生年金の請求をしようとしたのです。

しかし、街角年金相談センターでは、私の思惑から外れ、障害基礎年金の請求を強く勧められたのです。

この時、私はシナリオを読むことが出来ました。
それは、障害基礎年金で申請する、しかし障害基礎年金では、2級までしかないので、認定されない。

このため、障害基礎年金関係の書類は受け取らなかったのです。なんとしても障害厚生年金の請求をしたかったのです。

舌足らずでした。申し訳ありませんでした。