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2014年11月

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メンバー紹介

一人旅:6日

一人旅:7日

プレOFF会:7日夜

道修町散策(8日朝)

11月8日

11月9日

反論

後日談

感想

OFF会(11月8日)

午前中の観光の詳細は、缶コーヒーさんのブログを参照して欲しい。

まずは、缶コーヒーさんとホテルのロビーで待ち合わせ。携帯に連絡があり、少し遅れるとのことだった。私は、そのままロビーで、前日皆へのお土産にと購入した、酒饅頭ととっくんさんから預かったレントゲン写真を隣の椅子にお置いて、缶コーヒーさんを待っていた。

缶コーヒーさんが焦って現れたので、急いで、全員の待ち合わせ場所である適塾に、歩いて向かった。
 

玄関で皆が集合するのを待つ。
そこに、暇人さんを車で迎えに行ったとっくんさんが、暇人さんと現れる。暇人さんは、以前に写真を見ていたので、予想とおりの方だという印象だったが、残念だが風邪を引いたそうで、のどが痛いとおっしゃっていた。そこにひゃあちゃんさんも現れ、全員で、中に入った。

すると、階段がきついので手荷物はロッカーに預けて欲しいといわれた。そこで気づいた。とっくんさんから預かっていた、レントゲン写真を持っていないことに・・・。ホテルのロビーに忘れたのだった。あわてて電話し、事なきを得た。

掲示板で、交流していたためか、最初から多くの話題で盛り上がっていた。暇人さんからは、得意の歴史を教えていただきながら・・・。2階に上ると、大河ドラマで見たことがある部屋の様子。この部屋に畳1畳に1人の専用スペースで生活していたとは・・・、トイレは?食事は?お風呂は?と次々疑問がわく。こういった生活くさい部分が気になるもみじであった。

 

次は、緒方ビルクリニックセンターへ。帰りにスタンプを押そうとしていると、適塾に酒まんじゅうを置いてきたことに気づく。あわてて、ビルを出ると、今度は、酒まんじゅうを入れた(適塾の)ロッカーのカギを、ビルに忘れたことに気づく。あたふたしながらも、なんとか、酒まんじゅうを回収。

 

お昼は、とっくんさんが予約してくれたパスタ料理屋さん。テラスでお食事。紅葉がきれい。この川が大川(旧淀川)だとか。建物は、大阪市中央公会堂。

食事をしながら、しばし歓談。
暇人さんから質問があった。
「もみじさんに質問です。股関節の可動域が狭くて困っているんですよね。」
「私は、18歳の時と10年前の右人工(股関節全置換術)の時に、鼠蹊部を切っています。高校生の時は外来で切って、帰りる途中で麻酔が切れて、痛くなってしまったけれど・・・。10年前は、手術の時についでに切りました。それで、少しは可動域は広くなりましたよ。暇人さんも、鼠蹊部を切れるか、医師に相談したらどうですか?」
「そうします。ところで、筋と靭帯の違いが分かりません。」
「靭帯は、360度自由に曲がらないように動きを制限しているものです。例えば、膝は後ろには曲がるけれど、前には曲がりません。これは靭帯があるおかげです。筋は、筋肉と骨を接着している部分を筋を呼びます。」
「あ~、そうですか。」
他は、冗談が飛び出し、おしゃべりに忙しくて、内容までは、全く覚えていない。

食事の後は、大阪歴史博物館から大阪城を眺めた。
  

大阪城に向う途中で、とっくんさんのご主人と合流。いよいよ大阪城に向かう。お~、さすがきれい。秀吉が建てた大阪城は、夏の陣で燃えてしまったが、徳川幕府が再建させた天守閣は、江戸時代に大火で燃えてしまい、その後は天守閣を持たないお城になってしまったとか。昭和の時代に天守閣が再現され、4層までは徳川時代風で、5層は秀吉の時代風と書かれてあった。


階段では、ご主人はとっくんさんと手をつなぎ、ラブラブを見せつけられた。とっくんさんのご主人に大阪城の帰りに皆の写真を撮ってもらった。


その後は、真田幸村のゆかりの場所をいくつか訪ねた。

午後の観光の詳細は、缶コーヒーさんのブログこちらを見て欲しい。

真田丸跡地での、写真を紹介する。


お夕飯は、空堀商店街のとあるお好み焼き屋さん。空堀商店街は、映画「プリンセストヨトミ」の舞台になった商店街。

皆よくしゃべりました。

「もみじさんの半生記を読んで、ボロボロって涙が出ちゃった。私は恵まれていたな、と思っちゃったわ。」
と昨日の夜と同じお話。
「やっぱり、掲示板の印象とちょっと違う。」
「缶コーヒーさんとは、付き合いが長いけれど、私(もみじ)の印象は、ネットとリアルな私では違うの?」
「まあ、良く知っていますからね。あまり違わないです。」
「いっつも怒っている印象なんだ。ごめんなさいね。」
「慣れています。」

それは失礼しました。

「一般職の私がこれだけの仕事をしているのに、なにさ。この仕事の質は・・・。っていつも怒っているのよね。」
「それがなければ、好いんだけれど・・・。」

それには反論がある。しかし、長くなりそうなので、別のページにまとめることにする。

高学歴だからといって、仕事ができるとは限らないわよね。」
「そうそう。」
「だけど、暗記力はすごい。頭の回転は速い。それはすごいよね。」

次第に、話はそれぞれの結婚のなれそめに移っていった。
「とっくんさんは、どうやってご主人と出会ったの?」
「お見合いで、33歳の時に結婚して、不妊治療で37歳で子供を産んだの。足のことを聞いてみたけれど、『そんなのどうってことないよ。結婚後に障害を抱えることだってあるんだから・・・。』って全然気にしてなかったわ。こうやって、自然にこちらの方に軽々と、ハードルを超えてくれた人と結婚するのね。」

OFF会メンバーの中で、唯一股関節に疾患を抱えていない缶コーヒーさんが気になることをいった。
「だけどどうなんだろうね。おつきあいしましょうといった(今風にいえば、告った)後に、
『実は・・・』
といわれたら、男として、
『じゃあおつきあいは止めましょう。』
なんていい難いよね。」
「私の夫の同僚の話だけれど、結婚が決まって、結婚式の招待状を送付した後に女性の方が、全身性エリテマトーデスという難病に罹患していることが分かったの。その男性は即婚約解消して、1年後には別の女性と結婚したわ。」

こんな時は、男の沽券なんってちっちゃいことをいわずに、勇気を出して、おつきあいや、結婚なりを止めた方が好いと私(もみじ)は思う。結婚生活は長い。その長い間には愚痴も出るし、喧嘩もする。その度に障害のことを持ちだされては、障害者だって立つ瀬がない。というものだ。

「ひゃあちゃんさんは?」
「私は、若い時に出合って、自然に結婚しようってことになったの。」

暇人さんの結婚物語は、こちらを参照して欲しい。
「暇人さんの奥様は、専業主婦ですか?」
「そうです。」

OFF会から帰った後、このページを作っている最中、内容確認のために、メンバーとメール交換をしていると、恋愛、結婚の話で盛り上がってしまった。そのことも重要なことなので、別ページに後日談として、まとめることとした。

話のながれのどのあたりだったかはよく覚えていないが、私たちが抱えている障害を理解されないことが多い。という旨の会話の時だったと思う。その時に缶コーヒーさんが言ったことが、印象的だった。

「しかし、どうなんでしょう。こちら側で、助けてあげられることがあったのならば、障害の特性をお聞きするでしょうが、特に助けを必要としない場面では、強いては聞かないですよ。」
「あっそうなんですか。」
「そうですよ。」

サイトを編集しながら、この会話について考えた。
私(もみじ)は、やはり積極的に障害について質問して欲しいと思う。なぜならば、助けが不要と健康な人が判断していても、必要とする時は必ずある。その場面で、障害を知ろうとしてくれた人には、安心して助けを求められるだろう、と思うからだ。

また、私の経験では、助けは必用としない場面でも、仕事が遅い。遅刻した。会社を休んだ。という時に、いとも簡単に人間性否定をされてしまうことを何度も経験している。障害者がサボっている、あるいは不摂生な生活をしているのではないか。等と疑られるのである。

障害を抱えているから起きた事態か、それとも本当にサボっているのかの判断は、障害者自身でも判断は難しく、自分を責める傾向がある。

障害を抱えているために、仕事を辞退せざるを得ないこともあり得る。その時に、障害者が好い易い環境を作るためにも、周囲の人は障害の特性について、知る努力をして欲しいと、私は考えている。

もちろん、障害者側からも、自分の障害の特性を伝える努力も必須なことである。


「私は、「うらやましい」と言われることが嫌でたまらないので、私の半生記をまとめたものを電子書籍としてまとめたの。他に4冊製本し、リアルな知人に回し読みしてもらっている。」
「でも、なにをしても、どうやっても分からない人はいるよ。」
「そうだろうけれど、何もしないで愚痴ばかり言うのは嫌いなの。」
「そうだよね。」

共感してくれる人がいて、少しうれしい。


お店を後にした私たちは、街中に操出し、最後は喫茶店で少し休んで、この夜はお開きとなった。とっくんさんの車で送ってもらって、ホテルに着いたのは、昨日と同じ夜の10時だった。

皆の万歩計が、15000歩を軽く超えたようだった。

夕べと同じように、シャワーを浴びて、髪を乾かさずに即行で寝た。

おやすみなさい。
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