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結核性股関節炎の発病が4歳時なので、物語をその頃から 私は昭和25年に3人兄弟(兄、姉)の末っ子として生まれました。現在は市になっていますが、昭和15年に市に編入される迄は、村だったそうです。私が生まれて物心が付いた頃も純農村地帯で、私の生家も 4~5歳の頃、両親に連れられて市内中心部の病院へ行った その後昭和33年、8歳時に父親の知人の勧めで市内の熊本大病院を 固定術後はギプスを足首からお腹あたりまで巻かれ、6か月 大学病院退院前の昭和34年にコルセットという装具を装着させられました。退院時は松葉杖を突いてですが歩くことが出来ました。 退院後は自宅でひとりで、おもちゃ等で遊んでいました。そうこうしてる間に、昭和34年12月頃姉の小学校の担任の 私はもう9歳になっていましたが、父親が就学免除の手続き そこから急に話が進み、昭和35年2月1日から小学校に行く 2月から通い始めた為、1年次の出席日数は27日間でしたが しかし出席日数不足は、2,3,4年次迄続きました。風邪をよくひき、熱が出て学校に行けませんでした。4歳から全く運動もせず、ただ家にいた為と思いますが、体 休んでいる間に授業は進み、分からないことが多くなり 勉強が分からないのは、全く面白くなくどうにか分かるようにならないものか悩み、担任の先生に相談しました。先生は教科書をよく読み、分からないところは私に聞きなさいと言って呉れました。 そこで、家に帰って教科書を読み、分からないところを 2~4年生時の思い出は、毎週月曜日の朝礼です。その頃は体育館がなかった為、朝礼は運動場でした。あまり動けない私は、朝礼の時間にはいつも教室にひとり また、遠足もすべて不参加でした。それで、遠足後の同級生の話に入って行くことが出来ず仲間外れになったような感覚がありました。遠足それは、何処へ行き、どんなことをしたか、同級生 最も嫌だったのは、運動会でした。校長先生は、挨拶で「今日は楽しい運動会です。」と話していましたが、決して楽しくありませんでした。体が不自由でない人にとっては、楽しいのだろうと長く 昭和38年の夏休み前のある日、(私は5年生になっていま 養護学校は現在は、特別支援学校という名称に変わっていま 父は親から離れなければならないという大事な話なのに、子供である私に直接話したことが我慢ならなかったと思い 昭和39年春3月、1か月後には6年生進級という時期にコルセット 幸福感が胸いっぱいに広がったことを覚えています。後年、退職旅行で妻と北海道へ行った時、富良野から大雪山系 6年生に進級後、直ぐに松葉杖からも解放されました。その頃装具からの解放の為か、14歳という成長期に差し掛か 自信が付けば、何事にも積極的になり物事が上手く行くように 発症から小学校卒業までが、これまでの人生では、最も辛い |
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もみじコメント 人生で一番辛い時期だとおっしゃっているにもかかわらず、とても軽やかな文体に尊敬の念さえ浮かびました。暇人さんのお人柄がよくわかります。 私は子供時代は、自分が障害者だと言う自覚がありませんでしたので、固定の時期が違うと、生活がこんなに違うのだなということを知ることができる、興味深いお話だと思いました。 コルセットが外れた解放感は、どんな感じだったのでしょう。たった3週間ギブスに入っていただけでも嫌だったのに、数年にわたってのコルセット装着は、どんなに不自由だったでしょか。きっと、私の想像を超えるものだったと思います。そこからの解放感も、私には想像しようとしても難しいのではないでしょうか。 私も股関節が痛くなってからは、外遊びができないくなってしまったために、家で読書をして過ごしました。暇人さんも、テレビ、漫画、童謡・唱歌を楽しんでいたのですね。 |
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