リハビリメニューは、日によって違いがあります。

先週は、中臀筋の筋トレ。昨日は、腸腰筋の筋トレでした。

中臀筋は、寝た姿勢で私が足を外に開こうとすると、PTの先生が抵抗をかけてくれます。一生懸命に、先生の抵抗に抗っているつもりでした。

ところが、
「随分、筋力がついてきましたね。抵抗を感じられるようになりましたから・・・。」「え〜、押していなかったんですか。知らなかった・・・。私は息まで止めて、必死に開脚していたのに・・・。」
「最初の頃は、自分で足を開くだけで精一杯だったのではないですか。」

ショックでした。2年前は、そんなに筋力が無かったのですね・・・。

昨日は、腸腰筋の筋トレでした。仰向けの姿勢で、今度は、足を曲げる。一生懸命に曲げる。
「先生、やっぱり今日も先生は抵抗を全然かけていないのですか？」「そうです。」

あ〜、そうだったのか。先生は一生懸命に演技して、私に頑張らせていたのですね。

まだまだ、先は長そうです。

昨日のリハビリでは、学生さんが私の股関節の可動域を測ってくれました。

右の屈曲：自動（自力で曲げた時）が80度、他動が90度だそうです。

少しガッカリしていたら、ＰＴの先生が、
「測定方法が悪い。」
と指摘していました。

詳しいことは私にはわかりませんが、測りなおすと、自動が90度、他動が100度だそうです。

実は最近、ヤンキー座りができるようになって、喜んでいます。何故うれしいか？と言うと、今までは、膝から下に手を伸ばそうとすると、屈曲が十分でなかったために、立ち膝の姿勢でないと、手が届きませんでした。立ち膝って、洋服が汚れるんです。

それで、
1．ちょっと草が気になっても、むしれない。
2．お風呂の洗い場の掃除がし難い。立ち膝では、服が濡れてしまうので、夏に大掃除をしていました。ちょっとした気になるところは、入浴中に・・・。
3．床に落ちた物を拾う時にも、立ち膝なので、膝が何時の間にか、汚れてしまう。

よ〜し、これから草むしりしちゃうぞ！！
と張り切っている時は、膝にサポーターを着け、汚れても構わない服に着替える必要がありました。草むしりの姿勢は、四つん這い。膝はドロドロ。

掃除の時は、汚れても構わない服に今でも着替えますがね・・・。なぜかと言うと、ヤンキー座りを長時間・・・、はまだまだ難しいのです。

服が汚れなくなった。これがうれしいぞ！！

「どうやって立つのですか？」
とＰＴの先生に質問されて、目の前でやって見せました。
え〜と、まず、体の前の床に両手をつける。そして、よいしょっと、床を押すようにして、お尻を上げて、手の反動を利用して、立ち上がる。「それで、好いです。」
と言っていただきました。

まあ、今まで脱臼したことないので、大丈夫だとは思っていましたが、お墨付きをいただき、安心しました。

もともと股関節の可動域が広い人は、こんな姿勢はしない方が好いですよ。私は股関節の可動域が狭く、その代わりに、背骨が良く曲がるので、こんなことが出来るのです。

少しずつですが、回復を実感できて、うれしいです。